newdubhall 3rd anniversary party | 2020.04.25 at unit tokyo

introduction

低音たなびくダブの宴、newdubhall 3rd アニバーサリー。

昨年に続き、ここでしかいまのところ聴けない低音とエコー、リズムの冒険が代官山〈UNIT〉を支配する。
まず、イタリアから、ポスト・リズム＆サウンズとも言えるミニマル・ダブ・サウンドで注目を集める、ミステリヤスなイタリアのデュオ、Babe Rootsが本邦初出演でライヴ出演する。謎多き彼らがどのようなライヴを繰り広げるのか。

2019年、Undefinedとのコラボ・ライヴで話題を呼んだ、この国のダブのオリジネイター、こだま和文も登場。今回はDub Stationスタイル、そしてダブ・エンジニアとしてGEZANの話題の新作を手がけるなど他ジャンルからも注目を集める内田直之がライヴ・ダブ・ミックス。

秋本 Heavy 武士は、THA BLUE HERBのサウンド・メイカーとしても知られる、O.N.O aka machineliveとともに、ベースとエレクトロニック・ビーツの野心的な特別コラボレートを行う。

そしてnewdubhallの主、Undefinedは、昨年冬の来日〈BS0〉～国内ツアーでも高い評価を受けたブリストルの詩人、Rider Shafiqueとともにライヴ、さらにそのサウンドをGoth Tradがライヴ・ダブ・ミックス。

さらにアップデーテッドなダブ・レーベル〈Bokeh Version〉からのリリースやUNDERCOVERとのコラボなどでも注目を集めるMars89、そしてCompuma、Dr.Nishimura、Awamoのハードディガー3人が、DJミックスという手法の基本をエクストリームに拡張、ある種、ダブ的な再構築のサイケデリアの磁場を構築するユニット、悪魔の沼が登場する。 6組の多様なるダブの解釈が交差する、見逃せない一夜だ。

河村 祐介